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「ドレス・コード?―着る人たちのゲーム」が東京オペラシティ アートギャラリーで開催中。京都服飾文化研究財団(KCI)が収蔵する衣装コレクションを中心に、ファッションとアートのほか、映画やマンガなどに描かれた衣装も視野に入れながら、300点を超える作品で構成し、現代社会における新たな〈ドレス・コード〉、私たちの装いの実践(ゲーム)を、13のキーワードで見つめ直します。
東京オペラシティ アートギャラリーで現在開催中の(〜8/30日まで)「ドレス・コード? ―着る人たちのゲーム〜Dress Code: Are You Playing Fashion?〜」。
本展は、制服、スーツ、ジーンズ、Tシャツ、ジャージ、ワンピース、トレンチコートなど、その時の気分で選ぶこともあれば、何をするか、誰に会うかまたは社会情勢でどの服を選ぶかという視点でも考察することができます。コスプレのように自分とは別の〈だれか〉になろうとすることなど、多角的に“ドレスコード”の再認識を考えさせてくれる内容となっています。そして、ファッションは「着る」だけでなく、「視る/視られる」ものでもあります。特定の文化や社会、グループで通用するコードがあり、そこから駆け引きあるいはゲームにも似た自己と他者とのコミュニケーションが生まれているとし、インターネットとSNSの普及によって、誰もが自らの装いを自由に発信できるようになった現在、私たちとファッションのかかわり方もまた新しい局面を迎えていることを提示する展覧会です。
ファッションやアートのほか、映画やマンガなどに描かれたファッションも視野に入れながら、現代社会における新たな〈ドレス・コード〉、わたしたちの装いの実践(ゲーム)を見つめ直す機会を与えてくれます。
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